小樽石蔵バウムについて

小樽の静かな通りに佇む、一棟の石蔵。

丸い形のお菓子で、お客様をまぁるい笑顔にしたい
2011年の夏、私たち『円甘味（まるあまみ）』は、はじまりました。

長年、和菓子づくりに向き合ってきた職人とともに
「かりんとう饅頭」や「中華まんじゅう」など、
どこか懐かしく、どこか新しいお菓子を生み出すなかで、
その想いは、やがてジャンルを越えて広がっていきます。

「バウムクーヘン＝柔らかい」という常識を越えたい！
そんな静かな情熱から、2013年に挑んだのが 「堅焼きバウム」。

北海道の小麦、発酵バター、卵、砂糖。素材はどれも、この土地の恵み。
外はさっくりと香ばしく、中はもっちりとした弾力。
発酵バターのやさしい香りが、ふわりと余韻を残します。

新しいバウムクーヘンのかたちを探求し続ける歩みのなかで、
三層のおいしさを楽しめる「ブリュレカスタードインバウム」や、
ザクザク新食感の「塩キャラメルバウムラスク」なども生まれ、
たくさんのお客様に愛される定番のお菓子へと育っています。

大正時代からこの地に残る石蔵を受け継げたのも、きっとご縁あってのこと。
その歴史に敬意をこめ、ブランドを『小樽石蔵バウム』と名付けました。
ここから生まれるお菓子が、いつか小樽を代表する味になリますように。

まぁるいお菓子で、笑顔もまぁるく。
今日もひとつひとつ、心を込めて焼いています。